2013年2月25日月曜日

厚みはどれくらい?

弊社の仕事は印刷業ですが、その中でも裏表両面のペラで完結する折り込み広告、チラシの受注が多く、またクライアントの皆様にご利用いただいております。
当然印刷にはそれ以外の形態もあり、皆さんが普段目にする地域の就職・アルバイト情報やミニコミ誌、パンフレット、教科書などページものも、立派な印刷の仕事。

さてそのページものを印刷するときに考えなければいけないのが総ページ数に基づいた冊子の厚さです。
 背表紙に本のタイトルや著者の名前などを表記することもあり、薄い背表紙に大きな文字を使ってしまってはずいぶん見栄えの悪いものになってしまいます。

簡単な冊子の厚み(=背幅)の計算方法は、

総ページ数÷2×紙厚

となります。総ページ数に対して2で割っているのは、ページものは両面に文字を刷るのでページ数は総ページの半分になるからです。

紙厚はある程度誤差はあるものの、

上質70kg=0.09
上質90kg=0.12
上質110kg=0.14
上質135kg=0.17

などと、だいたい決まっています。

例えば上質70kgの紙で120ページの冊子を印刷すると、冊子の厚み(=背幅)は、

120÷2×0.09=5.4

5.4mmとなります。

背表紙に文字が入れられるのか、入れるとしたらどれぐらいの大きさで入るのか。
この計算でおおまかな判断をするのです。


寿印刷工業・コトブキ ホームページ

0 件のコメント:

コメントを投稿